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【事例紹介】担当ホストとのやり取りにおける注意点

2019-01-26

 

 皆さま、当サイトにご訪問いただきましてありがとうございます。

 

 本日は担当ホストとのやり取りにおいてご注意いただきたい点をお話します。

 

①担当ホストから「立て替える」「後で俺が払う」といった話をされても鵜呑みにしない

 

 ご相談の中で多く聞く内容です。

 担当ホストが支払うといったので大丈夫だと思ったと皆さま仰います。

 ただ、ほとんどの事案では担当ホストが立て替える旨の証拠はなく、伝票などの残った証拠を見ても、皆さま以外に飲食代金を負担する方の名前は出てきません。

 裁判例でも、そのようなやり取りを裏付ける明確な証拠がなければ、そういった立て替えてくれるという話だったという主張は通っておりません。

 担当ホストから立て替える、俺が払うという話をされても、それを鵜呑みにすることは危険です。

 

②むやみに借用書を作らない

 

 売掛金の請求を受けた際に、金額の裏付けとなる資料を出すよう担当ホストやホストクラブ側に申し入れると、かなりの割合で「借用書」を出してきます。

 これは個別の飲食代金の支払いをまとめて借り入れにしたものになります。

 

 ここで後にトラブルになるのが金額です。

 借用書の金額が飲食代金をまとめたものだけでなく、手数料など様々な名目を乗せられ、高額な金額の借り入れとされているケースがあるのです。

 騙された作成した、脅されて作成した、と後に反論をしても、そういった事情を主張し、証明する負担はこちら側にあります。

 すなわち、仮に裁判で争ったとしても、証拠がなければ、借用書の記載にしたがった金銭の支払いを余儀なくされる可能性があるのです。

 

 トラブルの元になり得る借用書の作成を持ち掛けられたときは、ご自身だけで判断せず、弁護士などにご相談いただくのが良いかと思います。

 

③一緒にいった「友達」にも注意

 

 担当ホストとのやり取りという訳ではないのですが、いくつかご相談いただいた中には、一緒にホストクラブに遊びにいった「友達」が「私が払うから大丈夫、ボトル入れちゃいなよ」と言うので、高額なボトルを入れたら、後に担当ホストやホストクラブから請求をされて困ったという話がありました。

 

 具体的に友達とはどういう関係なのか聞くと、歌舞伎町を歩いていて声をかけられて一緒に飲みに行った、というのです。

 友達の定義は様々ありますが、ついさっき知り合った方の言葉を信用するのはやはり危険と言わざるを得ません。

 ましてやホストクラブでの売掛金は高額になる可能性もあります。

 その金額を立て替えるという話は、基本的に信じない方が無難かと思います。

 

 以上、ホストクラブにおいては安易な行動が予想だにしない結果を招くことがございます。

 ご自身での対応にお困りのときは、弊所にお気軽にお問い合わせください。

 

 弊所では無料相談を365日24時間受け付けております(待機している弁護士の都合が合えば、早朝や夜中でも直ちに無料相談をお受けすることが出来る場合がございます。)。 

 またLINEでの相談も可能ですので、少しでもご不安な点があればご連絡ください。

【事例紹介】担当ホストからの取り立て行為の例

2019-01-21

 

 皆さま、当サイトにご訪問いただきましてありがとうございます。

 

 既に皆さまもご存知かと思いますが、売掛金を作ることは、担当ホストにとってリスクを抱えることに他ならないものです。

 支払予定日にお客様から支払があれば問題はありませんが、支払を受けることができなければ、お店に対して自ら給与から支払わなければならなくなるなどのリスクがあります。

 そのため担当ホストは躍起になって取り立てに走るわけです。

 

 過去にご相談・ご依頼を受けたケースでは以下のような取立行為がありました。

 

ア 暴言を吐く

 支払が遅れたり、支払が出来ないでいたりすると、かなり激しい言葉で罵倒されることがあります。

 高額なボトルを入れる時は優しかったのに、支払時期を相談しようとしたら鬼のようになった、などとおっしゃる方がいらっしゃいます。

 人格を否定するようなメールやLINEが朝から晩まで来たり、風俗店で働くことを強要したり、中には死ねといったようなメッセージが来るものもありました。

 上記のような暴言を吐かれているうちに追い詰められて、実際に風俗で働いたり、消費者金融で無理な借り入れをしたりする方もいらっしゃいました。

 

イ 暴力をふるう

 数はそこまで多くないのですが、暴力を振るわれたというケースもありました。

 店内や店先で暴力を振るうケースもありましたし、担当ホストと同居しているケースでは家の中という密室で長時間にわたり暴力を振るわれたケースもありました。

 

 担当ホストの行為は刑事事件ともなりうるものであり、皆さんが直接対応することは大きな危険が伴いますので、こういった取り立てを受けたときは、速やかに警察や弁護士にご相談いただく必要があるかと思います。

 

ウ 職場に来る

 担当ホストから職場に押し掛けられたというケースもございました。

 現在までお受けしたケースで、職場で暴れられたという話までは聞いたことがありませんが、外見上、明らかにホストであると思われる担当ホストが昼の職場に来て困った、職場の人間にお店に対する未払金があると言われて困ったというご相談がありました。

 

 担当ホストが職場に来たというだけでも圧力の一つとなるわけです。

 

エ 自宅に来る

 売掛金債務を作る際に、免許証などの身分証明書を出すことが多いことから、自宅に来られたというケースは多くございます。

 何度もインターフォンを押されたり、ドアを叩かれたりして怖くなり、無理をして支払ったというご相談もありました。

 面会を拒否しているにも関わらず、しつこく訪問を受けたときは、やはり警察や弁護士にご相談いただくのが良いかと思います。

 

オ 実家に来る

 自宅に訪問されるのと同じくらい、実家への訪問も多くございます。

 中には、東京の店舗でのトラブルについて、かなり遠方の実家に複数名で訪問してきたというケースがございました。

 担当ホスト自身が訪問することもありますし、回収業者(大規模なホストクラブだと、回収部隊がいることもあります)が訪問してくることもあります。

 いきなり訪問を受けた親御さんとしては、ホストクラブ通いの事実や金額の大きさに驚き、また世間体を気にして立て替えて支払ってしまうことがありますが、もちろん法的には別人格であり、親御さんが立て替えて支払う義務はありません。

 

 以上、紹介したのは取り立て行為の一例です。

 担当ホストは様々な揺さぶりをかけて、早期に売掛金を回収しようとしてきます。

 

 担当ホストやホストクラブから厳しい取り立てを受けたときは、無理をせず、速やかに弊所にご相談ください。

 

 弊所では無料相談を365日24時間受け付けております(待機している弁護士の都合が合えば、早朝や夜中でも直ちに無料相談をお受けすることが出来る場合がございます。)。 

またLINEでの相談も可能ですので、少しでもご不安な点があればご連絡ください。

【事例紹介】親御さんからのご相談も多くお受けしております

2019-01-19

 

 娘さんがホストクラブに230万円ほどの売掛金債務を作ってしまったと、娘さんと一緒に慌てて弊所にご相談にいらっしゃった親御さんから依頼を受けて即日介入。

 

 介入前までは業界でも有名な回収業者が関わっており、自宅に来るなどしていましたが、介入以降全てお控えいただき、金額を裏付ける資料の提出を求めるも全く提出してきませんでした。

 そのため、当方からは金額が分かる資料を出すまでは一切支払うことができないと対応。

 

 

 伝票に日付や名前を書かせて、後日争いになっても本人が金額を認めていることの証拠として出してくるケースが多いのですが、このケースでは全く資料を出してきませんでした。

 

 LINEやメールなどにより担当ホストとの間で金額を認めていたとしても、飲食代金がその金額であるとは限りません。

 きちんと店側に金額の確認できる資料を出してもらうことが重要です。

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