皆さま、当サイトにご訪問いただきましてありがとうございます。
ホストクラブの売掛金債務についてのご相談・ご依頼を多数お受けする中で、相手方である担当ホストやホストクラブから多く寄せられる苦情があります。
それは「自分への支払は分割であったり、その支払が遅れたりしているのに、今でもホストクラブで遊んでいるようだ。それは納得できない」というものです。
ご依頼を受けた後、弊所の弁護士が代理人として、総額を減額したり、支払スケジュールを分割にしたりと様々な交渉を行います。
皆さまにとって、上記のような交渉はメリットのあるものですが、担当ホストやホストクラブ側からすれば、本来ならば一括で支払を受けることができると思っていたにもかかわらず、金額が減ったり、支払日が先延ばしになったりとデメリットしかありません。
特に担当ホストについては、売掛金を自身の給与で清算しなければならない場合もあり、給与が少なくなるどころか、マイナスになるというケースもあるようです。
そのため、支払金額や支払スケジュールについての妥協は本来であればしたくないものであるわけです。
そのような妥協を強いられた担当ホストが、ご依頼者様が他のホストクラブで遊んでいるのを見聞きすれば、当然気分はよくありません。
バレずに遊べば良いのでは…とお考えになるかもしれませんが、例えば、歌舞伎町は狭く、ホスト同士の交流もあるようですし、ホスラブといった掲示板に情報が流れることもあるなど、どこから情報が漏れるかは分かりません。
もちろん合意済であれば、支払をしている以上、問題はないのですが、担当ホストを刺激するメリットはありません。
また、他の店で売掛金債務が拡大すれば、合意済の件についての支払が滞ってしまうかもしれませんし、生活が圧迫されることで風俗店での勤務などを余儀なくされるといったおそれも否定できません。
弁護士を介入させ、売掛金を整理している最中は少なくとも、ホストクラブで遊ぶことはお控えいただきたいところです。