サイトで会った女性が玄人(風俗)だった場合
出会い系サイトについて調べていると「援デリ」という言葉をよく目にします。援デリとは、出会い系で金銭を目的に体を提供する行為・人のことで、組織的に出会い系などで集客していることも多くあります。援デリによるトラブルは頻発しているため、注意が必要です。本記事では、援デリのトラブルに巻き込まれないための対策を紹介します。
援デリとは?
昨今、ネット上でよく目にするようになった「援デリ」。援デリとは、出会い系サイトに潜り込み、素人になりすました風俗といえばわかりやすいでしょう。打ち子と呼ばれる女性になりすました人が出会い系などで客を釣り、女性を派遣するといった手口が主なようです。
援デリの特徴
- 金額を指定してくる
- すぐに連絡先を教える
- 返信が早い
- ホテルを指定する
- 事務的な性交渉
- 実際の画像と違う女性がくる
このような場合は援デリである可能性があります。
援デリで生じうるトラブル
「お金を払ってセックスができるのなら別にいい」と思うかもしれませんが、援デリにはトラブルが絶えません。注意が必要です。
想定と違うことでトラブルに
援デリは、プロフィール画像の女性と違う女性が来ることがほとんどです。また、素人になりすましていても実際は業者に派遣されている人間であるため、性行為は非常に淡白であることも少なくないそうです。そのため「想定と違う。お金は払わない」と言いたくなることもあるでしょう。それによって「金を払わなければ、上の怖い人が来る」などと脅される可能性があります。また、援デリは実際に組織になっているため、裏の人間が本当に出てくるかもしれません。
脅して金銭を要求することは犯罪
「金を払わなければ、上の怖い人が来る」などと脅されて金銭を要求された場合、その行為は恐喝罪や脅迫罪にあたります。支払う必要はありません。もし脅しが本格的になり、身に危険を感じたら警察に通報しましょう。
女性に金銭を盗まれる可能性がある
援デリの女性は、金銭を支払ってもらえなければ仕事を失敗したことになります。そのため、もしかしたら罰則などがあるのかもしれません。なんとしてでもお金を手にして帰らなければと、財布から金銭を抜き取ったり、時計などの宝飾品を盗んで逃げたりする可能性もあります。
盗まれたのであれば窃盗罪にあたる
当たり前かもしれませんが、金銭や所有物を盗まれたなら、盗んだ女性は窃盗罪にあたります。被害届を提出しましょう。
未成年の可能性がある
援デリに限ったことではありませんが、出会い系さいとには未成年も少なくありません。未成年に金銭を支払って性行為に及んだ場合、「児童買春・児童ポルノ規制法」「淫行条例」などに反する可能性があります。
援デリとのトラブルを避けるための対策
本項目では援デリとのトラブルをさけるための対策を紹介します。
出会い系サイトを利用しない
出会い系サイトは匿名の男女が性行為を目的に出会う場です。トラブルは避けられません。援デリだけでなく、さまざまなトラブルをさけるためにも利用しないことをおすすめします。
怪しいと感じたら会わない・ホテルに行かない
先程も紹介しましたが、援デリには以下のような特徴があります。
- 金額を指定してくる
- すぐに連絡先を教える
- 返信が早い
- ホテルを指定する
- 事務的な性交渉
- 実際の画像と違う女性がくる
このようなことにあてはまったら、会うのをやめる、ホテルに行かないなどの対応をしましょう。
まとめ
援デリとは、出会い系に潜む素人になりすました風俗的な組織です。援デリと会うことはトラブルのもとになりますので、注意が必要です。トラブルを引き起こさないためにも、出会い系を利用しない、怪しいと感じたら会わないといった対処をしましょう。