パパ活でストーカー

パパ活で食事やデートをした相手がストーカー化してしまった、という話はめずらしいことではありません。肉体関係がないからこそ、パパが精神的に依存して「なくてはならない存在」と思ってしまうこともあるのです。

はじめるのは簡単でも解消する時が難しいということが、「お小遣い」というお金でのつながりを重視したパパ活の特徴でもあります。

パパ活女子たちは「パパと過ごす時間はアルバイトのようなもの」と割り切っているかもしれませんが、パパたちはどうなのでしょう。

中には本気で恋愛感情を抱き、結婚まで考えてしまう男性もいるようです。

ストーカー化しやすそうなパパを見抜いて、ストーカー被害から身をまもることが大切です。

パパ活に限ったことではありませんが、LINEなどのメッセージにすぐ返信しないと、何度も繰り返し送ってくる人がいます。

ほかの誰かとデートしているんじゃないか、自分よりも大切なことがあるのかなど、会えない時間に何をしているのか気になって仕方ないのです。

ストーカー気質の人は、そのようなことが何度も続くと自分の目で確かめずにはいられなくなり、トラブルに発展する可能性があります。

お金と地位はあるけれど、恋愛経験に乏しい男性は多いものです。そのような男性がパパ活を始めて女性のやさしさに触れると、とことん本気になってしまうこともめずらしくありません。

恋愛経験が少ないだけに女性の口説きかたもよくわからず、嫌われることを恐れるので、無理強いもできない。

まさかパパ活女子が「その場限りのお小遣い稼ぎをするための関係」と割り切っているとは思ってもいない可能性があります。

プライベートな部分まで干渉してくるようになったら要注意！　

「食事をしたら１万円」という条件を決めていても、会う度に高価なプレゼントをしてくれるパパもいるでしょう。

プレゼントは好意であると考えればうれしいものですが、知り合って間もないうちから高価なものをたくさんくれるパパには注意が必要です。

高価なブランド品などで、女性を支配できると考えている場合があります。

「受け取ったんだからそれなりのことをしてくれるんでしょう？」という意味を含んでいることを忘れないようにしましょう。

これまで付き合った女性の悪口が多いということは、それだけトラブルが多かったということでしょう。

「自分がこれだけ思っていたのに踏みにじられた」という内容の悪口が多い場合は、パパが粘着質で女性に逃げられた可能性が高くなります。

ストーカー化しやすいパパを見抜くことができればこれに越したことはありませんが、よい人だと思っていたのに、些細なことがきっかけでストーカー化することもあります。

プライベートな会話を一切しないというわけにもいきませんが、自宅や学校、会社がわかるような情報は漏らさないほうがよいでしょう。

パパ活をしている男性は経済的にゆとりがあることが多いので、探偵を使って調べようとするかもしれません。

トイレなどで席を立った隙に、免許証や学生証を見られる可能性もあります。個人情報がわかるものは、常に持ち歩き、手元に置いておきましょう。

また、携帯電話を目の前で操作するのも危険です。暗証番号を知られて、情報を盗み取られてしまうかもしれません。

貴重品については、しっかり管理しましょう。

パパ活は、会っている時間は恋愛しているような気分で過ごすものですが、メッセージや電話を頻繁にするなど、パパのプライベートに踏み込むことはしないように気をつけましょう。

パパがそれを望んでも、連絡は最小限に止めたほうがよいでしょう。

パパ活でのトラブルは周囲に話しにくいものですが、ストーカー行為がエスカレートすると、殺傷事件にまで発展することもあります。

ストーカーされないような対策をご紹介してきましたが、それでもパパがストーカー化してしまったら、一人で解決しようとせず、警察や弁護士などの専門家に相談することをおすすめします。