出会い系で知り合った女性が「妊娠した」と嘘をついていた場合
昨今、出会い系サイトやアプリが普及しているため、その分トラブルも絶えません。関係をもった男性に「妊娠した」と嘘をつき、お金をだまし取ろうとする人も珍しくないのが現実。「自分は大丈夫だろう」と思っても、いつそういったトラブルに巻き込まれてもおかしくはないのです。では、実際に巻き込まれてしまった際にはどう対処するべきでしょうか?本記事では出会い系で知り合った女性に「妊娠した」と言われたときの対処法などを紹介します。
女性が妊娠しているか、自身の子供かを確認する
出会い系で知り合った女性が突然「あなたの子供を妊娠した」と伝えてきたとしても、すぐに鵜呑みにしてはいけません。嘘をついて金銭を請求しようとしている可能性があります。身に覚えがあったとしても、しっかりと事実を確認しましょう。
DNA鑑定が有効
妊娠をしているか、自身の子供かを確認するのに最も有効なのはDNA鑑定です。また、DNA鑑定は、妊娠初期でも可能なため、すぐに鑑定するように要求することができます。もし、そもそも相手が妊娠していないのであればDNA鑑定に応じず、諦めるでしょう。
DNA鑑定の費用の相場
DNA鑑定の費用は15万円〜20万円程度、結果が出るまでの期間は数日〜2週間程度です。
脅された場合弁護士へ相談する
妊娠の事実が確認できていないのに「中絶費を支払わないなら会社に言う」「慰謝料を払わないと訴える」などと脅された場合、詐欺の可能性があります。また、あなたが既婚者であれば「お金を払わないなら奥さんに言う」と脅される可能性もあるでしょう。この場合、家族にバレることを恐れてお金を支払ってしまうかもしれません。しかし、支払ったところで、その脅しが終わらないこともあります。もし、あなたが出会い系で不倫をしたとしても、その相手が奥さんに言いふらす権利はありません。事が大きくなる前に早期に弁護士へ相談しましょう。
無視するのは避けるべき
「きちんと避妊をしたから嘘に違いない」「どうせ嘘だから放っておこう」と、女性からの連絡を無視し、放置するのは避けるべきです。性交渉をもった時点で、相手を妊娠させた可能性は0ではありません。また、無視し続けて相手が本当に会社や奥さんに告げ口をしたら、実際に妊娠していないとしてもトラブルは避けられないでしょう。しっかりと事実を確認しすることが先決です。もしトラブルになりそうであればすぐさま弁護士に相談しましょう。
弁護士が介入するメリット
ここでは、弁護士が介入するメリットを紹介します。
相手を特定できる
出会い系で知り合った場合、相手の素性がわからず対処ができないこともあるでしょう。弁護士に依頼することで、IPアドレスなどから相手を特定することも可能です。
早期の解決ができる
弁護士が介入することで、法的な措置を講じることができるため、早期の解決が見込めます。早期解決することで、妻子がいる方でも、家族にバレずに解決ができる可能性が高まります。
相手にプレッシャーをかけることができる
相手が詐欺目的で嘘をついている場合、弁護士が介入することでプレッシャーとなり、手を引く可能性が高いです。
トラブルに巻き込まれないために
婚活を目的としたきちんとしたサービスは多くありますが、一方で性交渉を目的とした怪しいサービスもあります。そういったサービスにはトラブルがつきものです。できれば利用しないのが得策です。また、既婚者にもかかわらず見ず知らずの人と性交渉をするのは、脅しの要素が増え、とてもリスキーです。結婚しているのであれば、決してそういったサービスを利用してはいけません。
まとめ
出会い系にはトラブルがつきものです。「妊娠したからお金を払え」と言ってくる詐欺も少なくありません。その際は、脅しに屈することなく、事実を確認しましょう。トラブルになりそうであれば弁護士に相談するのが賢明です。