風俗での本番トラブル〜風俗店から金銭を請求されている

風俗での本番トラブル〜風俗店から金銭を請求されている

風俗店から金銭を請求されている風俗店を利用していると、ついつい調子に乗って風俗嬢に対して本番を求めてしまうことがあるものです。その場合、風俗嬢から「規約違反」「強姦」などと言われて騒ぎになり、大きなトラブルに発展してしまいます。
今回は、風俗店で非常に多い「本番トラブル」への対処方法をご紹介します。

1.風俗嬢への本番強要は違法行為

風俗店では本番が禁止されているのが通常です。なぜなら売春禁止法という法律により売春行為が禁止されているからです(売春防止法3条)。
売春をあっせんすることも禁じられており、あっせん者には刑罰も適用されます(売春防止法6条)。
さらに風俗嬢が拒否しているのに無理に本番を強要すると、客に「強制性交等罪」が成立してしまう可能性があります。強制性交等罪とは以前の強姦罪のことです。
以上のように、風俗嬢が拒否しているのに無理に本番を強要すると、客には不法行為が成立しますし、場合によっては刑事事件に発展してしまう可能性もあります。

2.本番を強要していないのに騒ぎになるパターン

また、実際には風俗嬢に本番を強要していないのに、風俗嬢が騒ぎ出して「本番を強要した」とでっち上げられるケースもあります。この場合にも、放っておくと高額な慰謝料を請求されたり警察に被害届を出されたりするおそれがあるので、早期に対応すべきです。

3.弁護士に対応を依頼するメリット

風俗店で本番を強要してトラブルになってしまった場合、自分にも非があると思って誰にも相談できない方が多いです。
しかし相手から求められるままに慰謝料を支払っても、解決にはつながらないケースがあるため注意が必要です。たとえば高額な慰謝料を支払った後、風俗嬢の「彼氏」と名乗る人物などが現れて「本人がうつ病になって病院に通っている」「どうしてくれるのか」「家族に言うぞ」などと言われてさらに金銭請求される場合などです。
そのようなことにならないためには、当初から弁護士に対応を依頼すべきです。弁護士であれば、本人の代わりに店や風俗嬢と対峙して、不当請求を辞めさせ適正な範囲で和解し、トラブルを終わらせることができるからです。

早期に対応すれば家族に知られず解決することも可能ですから、できるだけ早めに弁護士に相談するようにしましょう。

参考 SNSトラブルサイト風俗・パパ活によるトラブルでお困りの方へ