出会い系サイトの利用は自己責任ですが、利用しているとトラブルが発生しやすいのも事実です。
具体的には以下のような事例があります。
目次
1.美人局のトラブル
よくあるのが「美人局」です。出会い系サイトで知り合った女性と会っていると、相手の旦那や彼氏などが出てきて「何をしているんだ」と言って脅され、お金をゆすられるパターンです。親や友人と名乗る人が出てくるケースもあります。
ときには家まで押し掛けてくることもあり、トラブルが大きくなりやすいです。
2.相手が妊娠したと言ってくるトラブル
出会い系サイトやアプリで知り合った人と交際をしていると、相手が「妊娠した」と言ってくるケースがあります。実際には妊娠していなくても、脅しのために嘘をついてお金を請求してくるパターンもあるので要注意です。
3.相手が未成年だった
出会い系サイトで知り合った相手が未成年とは知らずに性交渉等のわいせつ行為をすると、児童買春禁止法違反になります。
この場合にも、親にバレて刑事事件になるなど大きなトラブルに発展する可能性が高く、注意が必要です。
4.不倫・浮気相手から脅迫される
既婚者が出会い系サイトを使って女性と交際していると、相手との関係がこじれたときに「どうしても別れるなら奧さんにバラす」「慰謝料を支払わないと奧さんに言う」などと言われて脅されるケースがあります。また、ストーカーのようにつきまとわれることもあるので、注意が必要です。
5.相手の彼氏や夫から脅迫される
出会い系サイトで知り合った相手と会っていると、相手の夫や彼氏、友人などが出てきて脅してくるケースがあります。「お前が性関係を強要したので本人がうつ病になった」「治療費や慰謝料を支払え」など、いろいろな理由を付けて金銭支払いを請求されるパターンです。
以上のように、出会い系サイトを使ってトラブルになった場合には、相手の要求が不当なケースも多いので、ブロックすると相手も諦めて退いていくケースがほとんどです。
早期に弁護士が介入したら家族にも知られないまま解決できるので、一度弁護士に相談してみるといいかもしれません。