会社や家族にバラすと脅されている方へ

不倫相手から「慰謝料を払わないと夫や妻にバラす」と言われている

援助交際をしたところ、「会社や家族に言う」と脅された

痴漢の被害者から「会社や妻にバラす」と言われて高額な慰謝料を請求されている

このように、相手から「支払いをしないと会社や家族にバラす」と脅されている場合は一度、弁護士に相談してみるといいかもしれません。

1.支払いに応じるべきではない

不倫や援助交際、酔った勢いで暴行を振るってしまうなど、人間であれば、何らかの問題行為をしてしまうことはあるものです。

このようなとき、相手から高額な慰謝料や治療費等を請求されて「支払いをしないと会社や家族にバラす」と脅されることがあります。

すると、脅された本人は「自分が悪いのだから支払わないと仕方が無い」「会社や家族にバレたら、解雇されたり離婚されたりするかも知れない」とおびえて、言われるままに支払いをしてしまいます。

しかし、このようなときに支払をすると、相手の思うつぼです。悪質な相手の場合には、一回の請求でおさまらず、どんどん要求がエスカレートしてくることもあります。

そうなると、借金したり生活費を使い込んだりして、結局家族にバレてしまいますし、状況がさらに悪化します。

「支払いをしないと家族や会社にバラす」と脅されたときに、支払いに応じるのは最悪の選択です。

2.弁護士が介入するメリット

もしも相手から「会社や家族に言う」と脅されたら、すぐに弁護士に相談するようにしましょう。

弁護士が介入すると、相手に対して毅然とした態度をとり「要求に応じない」ことを明確にします。また、相手の行為が脅迫や恐喝に該当することを示し、こちらから反対に刑事告訴すると申し述べることも可能です。

こちらが「支払いに応じない」というはっきりした態度をとることにより、相手も諦めて退いていくものです。そもそも弁護士が出てきた当初の時点で、相手が諦めるケースも多いです。

家族や会社に知られず解決することは充分に可能です。