その他の脅迫・恐喝・強要トラブル

今回は、こういった一般的な脅迫、金銭請求等のトラブルの種類とその対処方法を解説します。

1.不倫関係のトラブル

夫や妻のある人が不倫・浮気をしていると、非常にトラブルが起こりやすいです。

別れようとしたときに相手から慰謝料請求をされたり手切れ金を要求されたりすることもありますし、「奧さんにバラす」「旦那に言うぞ」などと言われてお金を請求されるケースも多いです。

2.地元の先輩などからの強要や恐喝

地元の先輩などから恐喝や義務のないことを強要されるケースもあります。

半分暴力団に入っているような知り合いや先輩がいる場合、背後の暴力団の存在をちらつかせて金銭請求してくることもありますし、脅されて犯罪の手助けをさせられそうになるケースもあります。

3.仕事の上司や先輩からの恐喝

勤務先の上司や先輩から恐喝される事例もあります。

たとえば仕事で失敗したときにペナルティでお金を要求されたり、「お金を貸してくれ」と言われて事実上お金を取られてしまったりすることもあります。

暴行を振るわれてお金を支払わされるケースなどもあります。

4.元交際相手からの恐喝・強要

元の交際相手から恐喝や強要被害を受けるケースも多く、注意が必要です。

相手があなたを諦められていなかったり未練があったりすると、ストーカーとなってつきまとわれることもありますし、時には危害を加えられる可能性もあります。

交際を断っていると、交際中に撮影した性的な写真をネット上に投稿されるリベンジポルノのケースなどもみられます。

脅迫や恐喝・強要の被害に遭ったとき、相手の要求に従うべきではありません。言われるままにお金を払ってしまうと相手の要求はエスカレートするだけだからです。

お金を払うよう脅されて対応に困っているならば、一刻も早く弁護士に対応を依頼すべきです。弁護士がご本人の代理人となって相手と交渉すれば、相手も諦めて退いていくもだからです。

早期に対応すれば、誰にも知られずに解決することも可能であり、傷を最小限にとどめることができます。